インテリアデザイン

新装版 東京建築ガイドマップ: 倉方俊輔 斉藤理: 本

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新装版 東京建築ガイドマップ

新装版 東京建築ガイドマップ

内容紹介

東京の近代建築ガイドの決定版!
明治元(1968)年から1970年代末までに建てられた 近現代建築を集めました。
東京の建築ガイドはすでに数多くありますが、 建築通に人気が高いこの時期の建築を 羅的に扱ったのは本書が初めてです。
大規模な都市再開発が繰り返される中で、 改めて歴史ある建築の魅力が見直されている昨今、
レトロ建築や町歩きの愛好者、デザイン・建築系学生から 専門家にいたるまで、
ご満足いただける一冊に仕上がりました。
掲載総数878件/写真&解説付477件!

レビュー

出版社からのコメント
「徹底した観賞」のためのガイドである本書は、二つの大きな 特徴を持つ。 一つが、物件の選択である。対象年代の始まりは「近代建築ガイド」の定例通 りに明治元(1868)年(東京では幕末で採り上げる物件が無かったので)だが、 おしまいを1970年代(1979年まで)とした。一世代(25~30年)が経て ば、時代の渦中を離れて、ある程度距離を置いた「観賞」の対象になるのではな いかと考えたからである。明治から昭和戦前期の建物についても、近年、市民活 動や登録文化財の動きの中で重要性が浮上してきた建築や、地域の歴史を象徴す る街中の物件といった、従来あまり採り上げられていなかったものを加えた。た だし、個人住宅は特別な配慮が必要だと判断して、基本的に除外している。こう した方針によって、明治期から1970年代までを羅した初めてのガイドマップが 生まれた。 地図には900近くの物件をプロットしている。指定・登録された文化財、建築 賞受賞作品、DOCOMOMO Japan選定物件などはマークで示したので、見学の参考に していただければと思う。全体のうち、477物件については、写真と100字ほどの 解説を付した。私たちなりに「見どころ」を感じたものである。対象の中には、 意外な選択もあるかもしれない。しかし、実際に訪れていただければ、なぜ採り 上げているのか納得していただけるはずだ。 もう一つの特徴は、エリア解説である。全体を16の地域に分け、その地域ごと に見方、歩き方を述べた。従来は「建築ガイド」と言っても実際には物件ごとの データベースであるものが多い。本書はそうではなくて、歩く目線からのガイド を加えることにした。 建築を一つひとつ訪れていくと、総合的に浮かび上がるものがある。単体の建 物から、都市の流れが見えてくる。そして、そこから再び、一つの建築の持つ配 慮や意味が感じられる。そんな実際の経験に寄り添うには、個別の建物解説だけ でも、俯瞰的な地域解説だけでも、不十分だと感じたからだ。書かれていない 1980年代から現在までの建築や都市開発の位置づけも見えてくるに違いない。 斉藤と倉方の二人で物件の選択を行ない、解説を分担した。作業は恣意的な 性格を免れない。公平であろうとはしたが、主観は恐れなかった。本書は読者が 自らの体験を広げるためのガイドである。記述に共感したり反発したりといった ことは、むしろその手助けになると考えた。 「徹底した観賞」とは何か。それは批判できない権威や、権威を前提にしたた だの批判を無いものにするだろう。単なる古いもの好きでも、新しものがりだけ でもない。実際のデザインや保存などの活動につながるものではある。しか し、本質的には、何かの役に立てようとすると見えなくなってしまうもの。そ の当たり前に気づかせてくれるような、弱くて強い行為といえそうだ。 目の前に広がる建築の風景は、私たちがつくったものである。私たちには 「観賞」の責任と権利がある。両者を誰よりも負っている所有者、そして利 用者の方々への感謝を形に現すこと

目次


はじめに
概要&凡例
Area Index Map
Railway Map ▼
Area01 日本橋・京橋
Area02 銀座・築地
Area03 大手町・丸の内
Area04 日比谷・霞が関・永田町
Area05 神田・九段・飯田橋
Area06 上野・谷中・本郷
Area07 目白・大塚・王子
Area08 新宿・大久保・早稲田
Area09 渋谷・青山・原宿
Area10 六本木・麻布・広尾
Area11 目黒・代官山・駒場
Area12 三田・高輪・白金
Area13 浅草・両国・江東
Area14 中野・杉並・練馬
Area15 大田・世田谷・調布
Area16 多摩地区

おわりに
索引